EMPLOYEE INTERVIEW

社員インタビュー

interview 01

世界へチャレンジしたい
貪欲な若者へ。

  • 2020年入社
    佐藤 拓也 (27)
    バイオマスレジン南魚沼 /
    製造技術部
    好きなお米  : 魚沼産コシヒカリ
    好きな日本酒 : 八海山
  • 2020年入社
    大間 伸彦 (26)
    バイオマスレジン南魚沼 /
    営業部
    好きなお米  : 南魚沼産コシヒカリ
    好きな日本酒 : 鶴齢
  • 2020年入社
    大塚 駿輔 (29)
    バイオマスレジン南魚沼 /
    営業部
    好きなお米  : 魚沼産コシヒカリ
    好きな日本酒 : 魚沼の日本酒なら何でも

バイオマスレジンに入社した
きっかけと経緯を教えてください。

(大間)前職では、一般的なプラスチックの原料販売をしていました。お客様のところへ行くたびに、環境に配慮した素材について質問されることが多かったので、この先はそうした素材が求められるのだろう、と感じていました。さらにプラスチックの原料販売では、新規販売はほとんどできないんですが、それができるライスレジン®ってすごいな、という興味があったことと、前職時代からのお付き合いもあったので、そのご縁で入社しました。南魚沼は自然がいっぱいで(笑)。こんな田舎から日本中を相手に仕事できるっていうのは楽しいですね。
(佐藤)前職はプラスチックの加工の仕事で、射出成形の会社にいたのですが、そこで縁があったのか、ライスレジン®を使った成形を担当することがあったんです。お米からどうやってプラスチックができるんだろうと興味を持ち、南魚沼にその会社があるというのを知って、入りたいなと思いました。
募集があったわけではないんですけど。前職でかかわりがあった人が先に入社していて、僕も行きたいな、と。
(大塚)バイオマスレジンができる前、前職は印刷会社に勤めていたのですが、ナカヤチさん※1さんと仕事でお付き合いがあったんです。ある日、「大塚さんの会社って、SDGsに取り組んでいるの?」って聞かれて。「何もやっていないです」って答えたら、「これからSDGsはぜったい来るから、やらなきゃだめだよ」って言われて。そのときはその会話だけで終わったんですけど、ずっとナカヤチさんが言ったワードが残っていて、自分で調べたりしていました。そうするうちに、バイオマスレジンの工場の立ち上げ、稼働が始まり、僕もこの仕事をやってみたい、という思いがどんどん強くなっていったんです。
※1 ナカヤチ 美照 / バイオマスレジンホールディングス 取締役副社長

入社からこれまでの仕事内容や、
会社を取り巻く環境の変化などに
ついて教えてください。

(大間)入社したばかりのときは、ホームページへの問い合わせは、1日に1件あるかないかというレベルだったんですけど、今は1日で4~5件、多いときは10件以上問い合わせがある状況なので、市場において環境に配慮した素材を使わなきゃいけない、という意識が強くなってきたのをすごく感じます。
3年前はSDGsという言葉を知らない方も多かったと思いますし、バイオマスプラスチックというジャンルも知られていなかったと思うんですけど、今ではライスレジン®の知名度もかなり上がっていて、いろいろな方からお米のプラスチックですねと言われることが多くなりました。ここ最近は、うちのことを知ってくれていることが多く、おかげで商談が随分とスムーズになりました。
(佐藤)入社当初は製造部として、日々のルーティーンのようなかたちでライスレジン®をつくっていましたが、ここ1年は研究開発に携わることが増えました。最近は神谷さん※2に同行して、お客様や、共同で開発してくれる企業様に出張に行くことが多くなってきて、「ライスレジン®でこんなものがつくれるんだ」っていう新たな発見があったり、「一緒に研究開発をさせてください」っていう企業様の生の声を聞けたり、ライスレジン®の可能性を肌で感じることができています。
※2 神谷 雄仁 / バイオマスレジンホールディングス 代表取締役CEO
(大塚)私が入社したときと比べて、製品事例が増えているので、私自身の提案の幅もかなり広がっています。お客様から求められることに応えやすくなったのが、入社直後と比べて大きく変わってきたことだと思います。これも、バイオマスレジン南魚沼の社内での、意見交換や情報共有社内でがうまくできているからだと思います。今年の春からは、毎月月初に各部署の代表が集まって、トピックスを共有する月初会みたいなものも始まりました。

入社後、いい意味で驚いたことが
あれば教えてください。
仕事内容でも、環境でも、
生活のことでも構いません。

(大塚)バイオマスっていう新しい分野ではありますけど、プラスチック業界、ましてやプラスチックの原料となると、良くも悪くも成熟された業界というイメージがありましたが、8、9割の人が業界未経験だということに、いい意味で驚きました。さらに、そういった方々が、第一線で活躍しているということに刺激を受けました。
−既存のプラスチックを知らない方や、新しい技術なので難しいんじゃないかという先入観がない方が、前向きに仕事ができるのかもしれないですね。大間さんはどうですか?
(大間)正直言うと、こんなに忙しいと思わなかったです(笑)。年々、忙しくなっています。でも、それだけ会社が成長している、求められているっていうのを感じますね。多いときは週に1回、2泊くらい出張に行きます。だから南魚沼にいるのは半分くらいかもしれないです。
(佐藤)入社当時は、製造ラインの中で仕事をしていたので、意外と簡単だなと思っていたんですけど、開発に携わるようになって、技術の深いところを知れば知るほどすごい技術だな、って。ライスレジン®はシンプルな技術なんですが、知識が増えれば増えるほど、本当に奥が深いです。

会社で実現したい夢はありますか?

(大間)給料が上がるっていうことですかね(笑)。あと、上場は夢ですね。
(佐藤)これは俺がつくったっていうのが、一つは欲しいですね。素材でも、プロダクトでも、提案したものでも。メインで携わったものが欲しいです。
(大塚)世界中にバイオマスプラスチックがあふれること。南魚沼といえばバイオマスレジン、その次に新潟といえば、バイオマスレジン、そして日本といえば…、という感じで、段階を踏んで世界に広めて行きたいですね。

お互いの仕事を見ていて
感じることを教えてください。

−まずは、おふたりから、大間さんに対して。
(大塚)プラスチック業界の大企業や、商社が相手でも、本当に上手に付き合っているな、という印象があります。コミュニケーション能力がすごい。年下ですけど、本当にすごいと思います。
(佐藤)出張に行った後の情報の共有の後やり方がすごい。わかりやすく社内に情報を落としてくれます。僕も出張に行くことが増えてきたので、今度は自分がしっかりと情報共有できるように見習っていきたいと思います。
−では、佐藤さんに対してはどうですか?
(大間)プラスチックに関しての知識がすごいです。特に、射出成形については、社内でもトップクラスだと思います。
(大塚)芯がしっかりしていると思いますね。自分はこう思う、っていうことを、上の方にもしっかりと伝えられるところとか。物怖じしないのがすごいと思います。
−大塚さんに対して、お願いします。
(大間)社内の立ち回りというか、物事の進め方は完璧。そこは本当に学びたいです。
(佐藤)すべての人に対して、同じ対応をしている。好き嫌いで対応が変わるとかっていうのは一切ないので信頼できます。

入社後、1番嬉しかったエピソード、
失敗したエピソードを教えてください。

(大塚)全国展開されている新潟県内の企業さんからいただいた、お褒めの言葉が本当に嬉しかったです。「捨てられてしまうようなお米が、こういった形で新しいものになっている。こんなのを、待っていたよ」と。環境配慮型のアイテムで、かつ新潟県内のお米を使っているという点に大変喜んでいただきました。失敗したこともたくさんありました。自分の経験のなさから、あやふやなことをお客様に伝えてしまって、お米が 70%入ったライスレジン®で製造した場合、製品自体もお米率 70%だとお客様に勘違いさせてしまいました。パッケージに印刷する前に、未然に防げたのでよかったんですけど。
(佐藤)ここ最近、製造というルーティンワークだけじゃなく、開発に対しても自分が主導で受けることが多く、そこを任せてもらえるようになったのは嬉しいなって思います。失敗というか、反省点としては、神谷さんに出張でいろんなところに連れて行ってもらって、いろんな経験をさせていただいているんですけど、それを社内にフィードバックできていない、結果につなげられていない点ですね。
(大間)嬉しかったのは、自分がゼロから携わった案件で、ササビーさんのお弁当箱が世に出てきてくれたことです。失敗したエピソードは、これは反省になるんですけど、入社したタイミングでコロナが出てきて、お客様と顔を合わせることができないという状況に甘えすぎた点です。行くべきところは、行っておけばよかったという。いろいろ迷惑かけたこともありますし、タイミングを逃してしまったなと感じました。

最後に、こんな人と一緒に働きたい、
またはバイオマスレジンに
向いている人など、
イメージがあれば教えてください。

(大間)世の中から求められる声が多いと、受け身な仕事の仕方になってしまい、そんななかでも積極的に、攻めの姿勢を持って、主体的に動ける人がいいなと思います。攻めの人間、フォワードがほしいです。最近は、世界に対してもチャレンジできるということを実感しているので、日本だけじゃなく、世界を相手に戦える強いフォワードであれば更に嬉しいです。
(佐藤)技術、製造からすると、とにかく意欲がある、いろんなことを吸収したいと思ってくれる人が求められると思います。こういう知識、経験があります、っていうのも大事なんですけど、うちはまだ世の中でやっていないことをやっているので、ゼロからいろんなことを吸収したがる人が必要だと思います。
(大塚)フォワードと似ていますけど、どこまでも前向きな人。めげず、くじけず、ひたむきな人がいいですね。30代でグループ会社の社長になっている人もいるので、社長になりたいっていう強い想いの人も大歓迎です。