本日、表記のリリースを配信しましたので、お知らせします。

非食用米や古米を活用したバイオマスプラスチック「ライスレジン」等の製造・販売を手掛けるスタートアップの株式会社バイオマスレジンホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:神谷 雄仁、以下「当社」)は、ソフトバンク株式会社の子会社で行政・地方公共団体向けソリューションを提供する SB プレイヤーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤井宏明)から、今後の事業拡大に必要な資金調達の一環として 2022 年 8 月 30 日に第三者割当増資で資金調達を実施しました。

当社はバイオマス資源を独自の樹脂化技術により海洋汚染や地球温暖化、フードロスなどの世界規模の社会課題解決に向き合い、「Plastic innovation for tomorrow」をスローガンに、非可食のお米をポリオレフィン樹脂や生分解性樹脂などとコンパウンドした国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」や米由来の生分解性プラスチック「ネオリザ」の製造・導入の促進を通じて、循環型社会(サーキュラーエコノミー)へ向けた課題解決を推進しております。

■調達資金の使途
当社は本増資を契機に、ライスレジン事業の拡大及び、全国の製造拠点展開、SX 社会の構築を更に推し進め、今後も資金調達を進めてまいります。

■今後の展望
政府は、スプーンやストローなどの使い捨てプラスチック製品の使用量を削減することを目的に「プラスチック資源循環促進法」を 2022 年 4 月に施行するなど、脱炭素社会の実現に向けた動きを推進しています。
バイオマスプラスチックは石油系プラスチックの代替として注目されており、「ライスレジン」等の普及により、近年問題となっている海洋プラスチックの削減、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの一つである CO2 の削減が見込まれ、SDGsに掲げる「陸と海の豊かさを守る」の目標達成および脱炭素社会の実現につながることが期待されています。
また、新たな農業モデルの提案として、国内に急激に広がる耕作放棄地に原料となるお米作りを全国で始めており農業分野の課題解決にも取り組んでいきます。
当社は今後も、「ライスレジン」等の製造事業の拡大と導入促進に加え、子どもたちに残したい地球を守るための SDGs 教育も積極的に広げ、社会に必要とされる企業として挑戦を続けてまいります。

■SBプレイヤーズ株式会社について
事業子会社を通して公営競技投票券のインターネット販売事業(オッズ・パーク株式会社)、ふるさと納税の一括代行事業(株式会社さとふる)、先端施設による農業事業(株式会社たねまき)などのサービスを展開しています。国や地方自治体、地域企業との連携によって革新的なサービスを創出し、地域の活性化に貢献していきます。

SBプレイヤーズ株式会社:https://www.softbankplayers.co.jp/

SB プレイヤーズ株式会社 代表取締役社長 藤井 宏明様
当社は「ライスレジン」の製造販売が地域活性化および環境問題への貢献につながると考え、また持続可能な地域産業の実現を掲げるバイオマスレジンホールディングスの経営理念に賛同し、このたびの出資に至りました。
将来的には、当社の農業事業で培った DX(デジタルトランスフォーメーション)の知見、オペレーション効率化のノウハウを活かし、協業の可能性についても検討していきます。

■株式会社バイオマスレジンホールディングスについて
米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」や生分解性プラスチック「ネオリザ」といった環境配慮型プラスチックの製造販売を行うスタートアップです。日本国内で事業展開をするため複数の企業と協業し、バイオマスプラスチックの製造技術により海洋汚染や地球温暖化、フードロスなどの世界規模の社会課題解決に向き合い、「Plastic innovation for tomorrow」をスローガンに、日本からアジア、そして世界に向けて全力で挑戦を続けていきます。
【株式会社バイオマスレジンホールディングス】
本社:東京都千代田区丸の内 1-5-1 新丸の内ビルディング EGG JAPAN
設立:2020 年 3 月 10 日
資本金:10,000 万円(2022 年 6 月現在、資本準備金を含む)
代表者:代表取締役 CEO 神谷 雄仁
事業内容:バイオマス資源を利用したプラスチック樹脂原料の製造・販売及び研究開発

SBプレイヤーズ株式会社の発表はこちらから:
お米を活用したバイオマスプラスチックの製造・販売を手掛ける
株式会社バイオマスレジンホールディングスへの出資について