新潟市の新潟市農業活性化研究センターで、お米の生分解性樹脂「ネオリザ®を原料とした農業用マルチフィルム」の実証実験が、4月12日から始まりました。

自治体と取り組むのは、新潟市が初めてになります。

生分解性マルチフィルムは、温度や土などの環境により生分解の速度がかわるため、新潟市の環境の中でどれくらいの結果になるかを、まずは、新潟市として実験します。

今回は、ネオリザ®製マルチフィルムを4種類を設置し、枝豆を植えました。

将来的に、新潟市で指定ごみ袋用に生産しているお米を使った「ネオリザ®製の農業用マルチフィルム」の製品化を目指すことで・・・
 〇農業用廃ビニールの廃棄処分量を一定量削減 することができ、環境負荷の低減に繋がる可能性がある
 〇農業用マルチの撤去・回収が不要となり、農作業の省力化や農業者が負担する処理費用の削減に繋がる可能性がある
 〇新潟市内で生産される資源米のごみ袋以外の出口戦略に繋がり、新市場分野での成長に貢献する ※現在、西蒲区と江南区で生産しています。
 〇新潟市産の園芸作物に環境低減の付加価値を付与する
と考えています。